ソムリエ
本日は食事と排泄についてのお話です。
お食事中の方はご注意を(゜゜;)
我が家に来て初めの1週間はロイヤルカナンのベビーキャット用ウェット・ドライを食べていた2匹。
食い付きも良く、便も少し硬めではあるものの問題なかったのですが、ドライフードの方に微量に含まれる発がん性物質BHAが気になりました。
そこで、1週間ほどかけてフードをドライ・ウェット共にボジータのキトンに変更したのですが、便がやや緩めになってしまいました。
下痢とまでは行かず、軟便と普通の間といったところですが、満点には少し届かない印象…。
心配性で、我が家の猫よりはるかに神経質な私はそれから毎日便の状態をチェックしました。
便を眺めたり、ビニールごしに触ったり、匂いを嗅いでみたりと、その姿はまるでソムリエ。
一日に約2回の便を「ひりたて」の状態で回収するためにスコップを持ってトイレ前で待機。
うんこソムリエの戦いが始まったのです。
我が家ではウェットをメインにして与えていたため、まずはウェットの問題点から探ってみることにしました。
ボジータのウェットは大粒のお肉がゴロゴロしており、これが消化に悪いのかもと思ってミンチにして与えてみましたが、効果はありません。
ならばウェット自体が良くないのか?とドライのみにしてみたところ、エレンが思いっきり軟便!!!
緩い便の原因はドライフードの方だったのです。
ボジータは良質なチキンとサーモンを原材料にしているフード。
ドライの方も一番最初に記載してある原材料がチキンだったため安心していたのですが、よくよく見ると2番目がトウモロコシ粉、9番目にもトウモロコシグルテン…
うんこソムリエは思いました。
ちょっとこれモロコシすぎてない?(造語)
調べてみると、トウモロコシは人と同じく猫にとっても消化が悪く、アレルギーの猫もいるとのこと。
ミカサはボジータへの切り替えが済んでから3日もすると良い便が出るようになったのですが、エレンの軟便を見てボジータの使用は止めてしまいました。
免疫機能や必須脂肪酸の摂取にも配慮した良いフードだとは思うのですが、猫の身体に合わなければ意味がありません。
そこから始まったのがネット上でのフードジプシー。
ソムリエに加えてジプシー、二足のわらじ生活です。
フードをころころ変えるのは返って猫の胃腸に負担がかかりそうなので、我が家の猫らに合うフードに見当を付け、1種類に絞って与えようと考えました。
しかし、トウモロコシ不使用のフードってそれほど多くないんですよね~。
見つけたと思ったら同社から出している他のフードからサルモネラ菌が検出されてリコール。
フリントリバーランチというアメリカのフードも良いなと思いましたが、こちらは必須脂肪酸が入っていない。
条件に合致するフードはなかなか見つかりませんでした。
その間、猫たちにはロイヤルカナンのベビーキャット用ウェットをあげていました。
でも、ドライも食べ慣れてもらわないと将来療養食になった時「こんなのイラネ」ってされたら困るし…。
ちなみに、エレンはボジータのドライが大好きでした。
おいしそうにカリッ…カリッ…でも便は緩め。
ソムリエ兼ジプシーの戦いは次回決着です。
【おまけ】
ミカサで一発芸
なんかノイズが入ってるなーと思ったら喉ゴロゴロでした。
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