母さんはお疲れだったのです
昨日、母さんは朝から夕方までお家にいませんでした。
どうやら「けっこんしきのうちあわせ」なるものがあったそうなのです。
ぐったりして帰ってきた母さんは、夕飯もきちんと食べず、お風呂にも入らず眠ってしまったのです。
そんな母さんが目を覚ましたのが夜中の11時頃だったでしょうか。
僕たちにご飯を出した後、遊ぼうと誘ってきたので遊んであげました。
全く、ミカサは無邪気なおてんばさんです。
…母さん、こちらにもボールをよこしてください。
その後母さんはしばらくお風呂に入っていたので、僕たちは一休み。
母さんがお風呂から出てきたのでお迎えにあがると、母さんはまたあのくっさい液体を体に塗っていたのです。
臭さのあまり、遠巻きにする僕ら。
母さん、それくっさいですよ。
くっさいですってば。
でもまあ今日ばかりはこのくっさい臭いも許してあげましょう。
なぜなら母さんはお疲れだったのですから。